こんな本が出るときいたとき、こうゆう本だとはおもいませんでした。
大学一年生の一年間をパンケーキノートのトミヤマユキコさんと桃山商事の清田隆之さんが自身の黒歴史を振り返りつつレクチャーする。
ああ、ネタか、とおもったんですね。
それが読んでビックリ。
学びの大切さがギュウギュウに詰まっているのに、まったく堅苦しくない読み物に仕上がっている。
私事なんですが去年、こどもが生まれたんですよ。
私は高卒なんですが、彼が大きくなって進学をかんがえるようになったら、この本を贈りたいとまでおもったんですね。
お二人がいかにして今のお二人たりえたのかを率直に綴っているのがまたイイんですよね。
くりかえし説かれるのが「自分というものを「ひとつ」に決める必要はない」という人生観です。
若者たちに向けたメッセージですけど普遍的なこと。
人とのコミュニケーションがむつかしいと感じている大人はたくさんいますよね。
私です。すくわれます。
というかこの本、読者ターゲットをバシッとタイトルからして大学1年生に定めてますが、まったく気にしない方がいいです。
学びへの渇望とコミュニケーション能力の必要性を感じてる人なら誰しも一気読み必至。
そう、一気に一息に読めてしまう本なので、もっと、もっと読まして、というふうになってしまうんです。
そこで著者お二人に大学1年生の歩き方がもっとよくわかる20冊を選んでいただきました。
巻末にオススメの本を紹介するコーナーがあるんですが、そことかぶってる本は一冊もないフレッシュな選書フェアです。
フェアの公式冊子も鋭意編集中です。間に合うかな。がんばります。
開催日時 | 20174月中頃から5月31日 |
---|---|
会場 | ブックスルーエ一階雑誌フェア台 |
問い合わせ先 | 0422(22)5677 担当花本 |