換骨奪胎
ずいぶん強い言葉です。もう少し柔らかい
言い方だと、「本歌取り」という言葉もあります。
どちらにせよ、先人の表現を真似て、かつ自分のものにするということです。
パクリという悪い言葉があります。
パクリとは要するに、ただ人の真似をして、そこで終わってしまっているものです。
そうなってしまう原因としては、悪意がある場合は問題外ですが、
キチンとその先人の作品を吟味していないせいだと思います。
なんとなーく好きだから真似してしまう。
それだけだと、なんとなーく、パクリになってしまいます。
その作品がどんな構造をしているのか?
もっというと、その作品がどんな表現の大きな流れの中に位置しているのか?調べる必要があります。
ヒトツの表現は突然、天才のもとに空からふってくるわけではありません。
脈々と続く人間の営為の大きな流れの中にあるのです。平たくいうとバケツリレーのようなものなのです。
しっかりと先人の作品を受け取って、それを自分なりに、そして今日的に少しでも前進させて、また次の世代にパスしなければならないのです。
科学の世界で、先行研究を調べない論文などありえません。
換骨奪胎
あえて真剣勝負をするために、この強い言葉を選びました。
そういう意気込みだということです。
そうは言っても僕の事なので多少の脱線はします。
どうぞ真剣に、そして楽しく、お付き合いください。
ホンマタカシ
古今東西の写真・映画・現代美術の技法に挑戦し、作品を通じて日進月歩する映像の世界を読み解く、『ホンマタカシの換骨奪胎: やってみてわかった! 最新映像リテラシー入門』の刊行にあわせ、ワークショップ「やってみる写真教室」を開催いたします。
開催日時 | 7月28日 ※ワークショップ受講者以外も参加できる福岡伸一さんとのトークイベント ・8月25日 ・9月8日 ・9月29日 *(10月6日) ・10月13日*(10月20日) *9月29日、10月13日につきまして、翌週に開催日が変更になる場合がございます。予めご了承ください。/時間 17時~19時 ※7月28日のみ18時~ |
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会場 | 青山ブックセンター本店 |
参加方法 | 1. 下記、選考課題をメールにて、2018年7月11日(水)12時までにお送りください。 ・参加者プロフィール ・選考課題 ・提出方法 送付先 |
入場料 | 参加費用 23,220円(税込・5回分・1回目トークイベント分込) |
定員 | 30名様 |
関連URL | http://www.aoyamabc.jp/event/honmawksp8/ |
問い合わせ先 | 電話 03-5485-5511 |