あらゆる場所が酒場になる。「チェアリング」という革命である。
酒が呑みたい。そんなとき、人はどうしていただろう。ぐるなびで近隣の酒場を検索する。あるいはコンビニで購入して宅飲み。その他、人はあらゆる手段で酒を求めてきた。その歴史に新たなる一歩を刻み込んだのが「チェアリング」と申し上げて差し支えあろうか。あるまい。
試しにツイッターで「#チェアリング」を検索してみるのもよい。アウトドア用の椅子をおもいおもいの場所に置き、飲酒をたのしむ人々の姿があるだろう。
好きな場所で好きな酒。
自由の意味を更新するアクティビティ。
そんな大袈裟なことを考えないで作られたのが『椅子さえあればどこでも酒場』という本だ。
チェアリングの創始者で提唱者である飲酒ユニット、酒の穴のお二人は、きっとここまでの文を読んで、この書店さんはいったい何を言ってんだ、とあきれるかもしれない。
革命?自由の更新?
「椅子で外飲み、たのしいっすよ」
に尽きるような気がする。本当にそれだけ。それだけで一冊の本にしてしまったサイコーな事例だ。先日パリッコさんとこのフェアの件で打ち合わせをしたのだが、当然チェアリングミーティング。というわけで酒・椅子・本の三題噺。お二人にチェアリングに最適な本をお伺いした。
座り、飲み、読めば至福の時がくる。まぢサイコーなこのフェア。
チェアリング前のお立ち寄り。心よりお待ちしております。
開催日時 | 2019年5月1日から5月31日 |
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会場 | ブックスルーエ一階雑誌フェア台 |
問い合わせ先 | 0422(22)5677 ブックスルーエ担当花本 |