翻訳家の岸本佐知子さんがにぎやかにおおくりする、代官山 蔦屋書店 不定期連続イベント「佐知子の部屋」。Vol.12の今回は、おまちかね、ショーン・タンの最新作『セミ』の刊行記念です!
人間に混ざって、オフィスで働くセミ。
ミスなく、サボらず、コツコツと17年。
しかし人間たちから認められることはなく...。
圧倒的な絵の質感、本ならではの「めくる」楽しみ、静かに胸を打つ、何度も読み返したくなる予想外の結末。
「部外者」へのやさしいまなざしに満ちた、ショーン・タンらしさ全開の完全新作、
ついに日本上陸。
本書『セミ』(1944円税込 河出書房新社)の刊行を記念し、岸本佐知子さんをお招きしてトークショー&サイン会を開催いたします。
店内でのイベントです。60分ほどのトークのあとサイン会となります。チケットはトークのみ参加できる券と、書籍付きでトーク後のサイン会にも参加できる券がございます。下記参加方法をお読みください。
〈プロフィール〉
ショーン・タン
1974年オーストラリア生まれ。幼い頃から絵を描くことが得意で、学生時代にはSF雑誌で活躍。西オーストラリア大学(University of Western Australia)では美術と英文学を修める。これまでに発表したいずれの作品も卓越した内容と表現で評価が高く、オーストラリア児童図書賞など数々の賞を受賞。作品は世界中で翻訳出版されている。現代を代表する新進気鋭のイラストレーター、絵本作家として活躍する一方、舞台監督、映画のコンセプトアーティストとして活動の場を拡げている。9年の歳月をかけて映画化した『ロスト・シング』で2011年にアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。現在、メルボルン在住。代表作『アライバル』のほかに『遠い町から来た話』、『ロスト・シング』、『鳥の王さま』、『エリック』、『ロスト・シング DVDボックスセット あの想定外の変な生き物は何?』(以上、岸本佐知子訳)、『見知らぬ国のスケッチ』(小林美幸訳)、『夏のルール』(岸本佐知子訳)、『レッドツリー』(早見優訳)が邦訳されている。
岸本佐知子(きしもと・さちこ)
翻訳家。主な訳書にM・ジュライ『いちばんここに似合う人』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、G・ソーンダーズ『短くて恐ろしいフィルの時代』など。著書に『気になる部分』、『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞受賞)、『なんらかの事情』などがある。
開催日時 | 2019年5月25日(土)19:00~ |
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会場 | 代官山 蔦屋書店 1号館2階イベントスペース |
参加方法 | 2019年4月26日(金)朝7時より、代官山 蔦屋書店 1号館1階レジカウンターもしくはお電話にて、ご予約を承ります。 『セミ』の当店での発売日は5月14日(火)です。イベント当日以前に店頭にて本付きのご参加券ピックアップをご希望の方は、5月14日(火)以降でお願いいたします。オンラインストアでお申込みの方も、発送は5月14日(火)以降となります。ご了承ください ・参加券はお一人1枚とさせて頂きます。ご購入後に「トークのみ」「書籍付き」の券のタイプを変更することはできません。ご注意ください。 |
定員 | 50名 |
問い合わせ先 | 03-3770-2525(営業時間内の問い合わせとなります。 |