長い停滞の時代だった平成から令和へと元号が変わり、しばらく続いた喧騒の中で、
社会の矛盾がリセットされるような錯覚を覚えた人もいるかもしれません。
今回のトークショーは、現在の日本の実情を赤裸々に描き出すことで、そんな錯覚を矯正し、読者を素面にさせてくれる著書を出版したお二人が登場します。
今話題の『東京貧困女子。』(東洋経済新報社)で、社会のシワ寄せとしての女性たちの絶望を描き出したノンフィクション作家の中村淳彦さん。もうお一人は、昨年出版した『〈平成〉の正体』(イーストプレス)で、労働の不安定化と社会の分断、蔓延する自己責任論の背景を見事にあぶりだした政治学者の藤井達夫さんです。
ともにロスジェネ世代の二人が見た貧困の実態と、それを生み出す社会の構造とは?
昭和、平成、そして令和へと持ち越された負の遺産とは? 徹底的に語り尽くします。
開催日時 | 2019年10月4日(金)19:30 ~ 21:00 |
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会場 | 往来堂書店 文京区千駄木2-47-11 |
参加方法 | ◆下のリンクから必要事項を入力し、お申込みください。 ◆店頭でのご予約もできます。 ◆メール・電話でもご予約できます。 |
入場料 | 1500円(税込み) |
定員 | 25 |