政治や芸能、プロレスなど幅広い分野の出来事を時事ネタに絡め、"時事芸人"の異名を得たプチ鹿島さん。そんな独特のキレとコクがある面白さは、ラジオや雑誌コラムで評判に。そんな独自の切り口で世の中を笑いに変換するプチ鹿島さんの原型を作った一冊とは――。
『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』など話題作を手掛け、現在日本でもっとも注目の邦画監督として脚光を浴びている映画監督・山下敦弘さん。今年5月には学生運動末期時代を舞台に、妻夫木聡さん演じる若きジャーナリストと松山ケンイチさん演じる活動家の交流を描いた、約4年ぶりとなる新作『マイ・バック・ページ』が控えている。そんな気鋭の若手監督が選んだ一冊とは......。
トラベルカルチャー誌『TRANSIT(トランジット)』の編集長である加藤直徳さん。アフガニスタン訪問をきっかけに、同誌の前身となる『NEUTRAL』を創刊。現在に至るまで独特のスタイルで雑誌づくりに取り組む。気鋭のエディターを育んだ一冊とは――。
矢沢永吉さんや長渕剛さんのマニアックなモノマネで知られる、マキタスポーツさん。"ネタのできるミュージシャン"であり、ロックバンド「マキタ学級」を率いるピン芸人でもある。浅草キッドをはじめ、多くの業界人を唸らせてきた異才が選ぶ一冊とは―――。
カルチャー誌の一時代を築いた雑誌『SWITCH』の生みの親として知られる、新井敏記さん。独自路線を歩む出版社スイッチ・パブリッシングを率い、数々の書籍や雑誌を手がけてきた。出版界に逆風が吹き荒れる中、「好きな人に会いに行き、話を聞き、書く」というスタンスを貫く稀代の編集者を育んだ一冊とは――。
大学時代は"慶大トリオ"として名を馳せ、JBLの名門チーム「トヨタ自動車アルバルク」を経て、現在はドラマ出演に、バスケクリニックを主宰。活躍のフィールドを広げ続ける石田剛規さんが選んだ座右の一冊とは――。
雑誌や書籍、ラジオ、ライブとさまざまなメディアで傍聴ネタを披露する"傍聴芸人"として活躍する阿曽山大噴火さん。これまでに傍聴した法廷はじつに1000回を超える。法廷を舞台に繰り広げられる数多の人間ドラマを見てきた男が選ぶ至極の一冊とは――。
編集者・プランナーとして活躍する中川淳一郎さん。某ニュースサイトのPV激増に貢献した彼は、大反響を呼んでいる『ウェブはバカと暇人のもの』の著者でもあり、2009年8月からは自由大学にて「編集学校」の講師もつとめる予定。現在最先端を疾走するネットニュース編集者が選んだ一冊とは――。
MEN'S NON-NOなど人気ファッション誌のスタイリストとして活躍する他、エレファントカシマシ、くるりなどのアーティストのスタイリングや映画や舞台の劇中衣装も手がける伊賀大介さん。著名なアーティストやモデルたちの魅力を引き出す卓越したセンスで定評があるトップスタイリストが選ぶ一冊とは――。
企業広告からロゴデザイン、書籍の装丁を手がける他、『ウンココロ』や『死にカタログ』といった書籍の著者としての顔も持つ寄藤文平さん。ユーモラスで、どこかシニカル。そんな絶妙なバランスの作風で、ヒット作を次々に生み出してきた超売れっ子クリエイターが選ぶ一冊とは――
通産省の官僚から日本サッカー協会に転身。そして、現在は早稲田大学大学院教授という異色のキャリアの持ち主である平田竹男さん。Jリーグ発足からW杯初出場、以来、各年代の世界大会の常連組に......と飛躍的な成長を遂げてきた日本サッカー界。その裏側で知られざる"ピッチ外の戦い"を繰り広げてきた男の座右の一冊とは―――。
SBIという総合金融グループを率いる経営者であり、中国古典に精通していることでも知られる北尾吉孝さん。言葉の端々に孔子や孟子の教えが登場する。金融とインターネットの最先端で活躍する豪腕実業家を育んだ一冊とは――。
人気のサッカー解説者であり、全国の子どもたちにサッカーを指導する教育者としての顔も持つ宮澤ミシェルさん。開幕直後のJリーグ人気を支え、現役引退後も多くのサッカーファンを魅了し続けるオトコが選んだ一冊とは――。
世界を奔放に渡り歩く旅人であり、気鋭の若手写真家でもある石川直樹さん。10代から現在に至るまで「旅をしながら、表現する」というライフスタイルを貫いてきた。世間の枠組にも、既成概念にもとらわれない。"自由"を体現するオトコが選んだ一冊とは――。
角川春樹監督が「繊細さと男の色気を併せ持つ、新しいタイプの役者」と絶賛する、俳優の大森南朋さん。数々の映画やドラマに出演し、次世代の日本映画界を支える名俳優として、注目を集める。同性をも魅了する"存在感"を持つオトコが選んだ一冊とは――。
漫才師・浅草キッドとして活躍する水道橋博士さん。芸能界屈指の格闘技通であり、希代の健康マニアでもあり、政界・財界にも精通する。あくなき探求心と徹底した行動力。そんな "ルポライター芸人"を育んだ一冊とは――。
名人・立川談志をして「古典落語で言えば、どんな落語家よりもコイツがうまい」と言わしめた落語家・立川談春。今もっともチケットがとりづらい落語家のひとりでもある。談志に惚れ込み、飛び込んだ落語の世界。厳しい修行を乗り越え、正解のない芸の世界を生き抜いてきたオトコが読んできた本、そして座右の一冊とは――。