『迷う門には福来る』

著者:ひさだかおり

定価1512円(税込)

2015年6月15日発売

日常なのになぜかスーパーサバイバルな「迷子エッセイ」誕生!

 

「WEB本の雑誌」の人気連載が書き下ろしを加え、単行本に!

新幹線、路線図、乗り換え、名古屋城正門、学校の提出書類、名城線、二槽式洗濯機、スマホ、銀行振込、ATM、カーナビ、高速道路の分岐、みどりの窓口、買い物、カップ麺作り、国際電話のプリペイドカード......みーんな苦手。だけど一番苦手なのは、地図!

■新書サイズ ■272ページ

【目次】
 帰り道はサバイバル
 愛をこめて風船を
 駐車場には恐怖がいっぱい
 北の旅は命がけ
 カツサンドひとつ分の余裕
 時空のゆがみにはまりこむ
 新学期に起こるナゾの出来事
 宿敵は名城線
 20歳で知った完全なる敗北
 28分先に生きる
 ただ免許を書き換えたかっただけなのに
 当たるときゃ当たるのだ
 ムシムシパラダイスは雪男を呼ぶ
 ヒーローに最敬礼
 一人前まで四半世紀
 大人の女はそれを許さない
 被害者か被害車か
 高速道路に潜むワナ
 泡と米とバービーと
 探すのをやめたとき
 そして私は戦いに勝った
 いつもあるとは限らないもの
 ハイだと思ったらタコだった
 赤いもの、それは
 消えた10番出口
 もやし問題に希望の光
 報われぬ努力の果てに
 西の都は底知れぬ
 親の寿命を縮めるもの
 即席にまつわるエトセトラ
 水筒とおやつと名鉄と
 名城戦Q.E.D.
 便利も不便もナビ次第
 市民サービスに貢献する
 グッジョブ コンシェルジュ
 京阪電車に迷わされ
 おやしらずこしらず

【著者略歴】

ひさだかおり

「活字に関わる仕事がしたいっ」という情熱だけで採用された妻母兼業の時間的書店員。経験の薄さと商品知識の少なさは気合いでフォロー。老後の夢は、ちっちゃな超個人的図書館あるいは売れない古本屋のオババ。

« 前のページ | 次のページ »