愛すべき小説バカが書き綴った情熱のブックガイド誕生!
「小説現代」連載の毎月二冊の本を取り上げ、テーマやサブジャンルなどの共通点を軸に紹介するユニークなミステリ時評コーナーがついに単行本化!
全68回の連載で紹介作家121人以上、紹介冊数140冊以上、言及作家530人以上、言及作品2000冊以上! 読みに読んだりという驚愕の情報量です。
しかし、ただの蘊蓄書評ではありません! 作品に対する真摯な愛情に溢れた丁寧な紹介部分が本書の最大の読みどころと言えるでしょう。
どうぞ、目次を参考に知ってる本の紹介をお読みになってください。他の本についても同様の高密度で、詳しく魅力を紹介しています。紹介するだけでなく、ちゃんと読みたくなるのがエライ所。単行本化に際して、担当者と校正者を悩ませた事のひとつは読んでると本が読みたくなることでした。
紹介されている本の既読率調査ページ日下三蔵に挑戦!で紹介作品一覧を見てみよう!
<日下三蔵>
一九六八(昭和四十三)年、神奈川県生まれ。出版芸術社に勤務して《ふしぎ文学館》シリーズなど約八十冊を編集する。九八年からミステリ・SF評論家、フリー編集者として活動。著書に『日本SF全集・総解説』(早川書房)、編著に『都筑道夫少年小説コレクション』(本の雑誌社)など多数。