日本でもっとも妙なことにこだわる男のどこから読んでもおかしな日常。
『ときどき意味もなくずんずん歩く』(幻冬舎文庫)のヒットで人気エッセイストの仲間入りした宮田珠己が、相変わらずの、電車の中ではとても読めない爆笑文体で綴る2009年4月から2010年3月までの日記です。何も変化がおきないはずが・・・。スットコランド(窓から見える景色<の一部>がスコットランドに似ていることから命名)からよもやの引越し。金がないのに大丈夫なのか・・・。そんなことより銀行の審査中に四万十川へキャンプなんか行っていいのか。
常識なんてまったく関係ない宮田珠己の行動に家族一同大慌てなのでありますが、本人は本人で、なんだか忙しい毎日に四苦八苦。
そんなオモシロカナシイ人生を見つめた日記、是非既刊『スットコランド日記』と一緒にお楽しみ下さい。