巨人と才人たち
日本のサブ・カルチャー創世記からの書き手、故・草森紳一氏が、六〇年代後半の編集者時代にすれ違ったクリエイターたちの人物像と、彼らが生きた時代を描きます。取り上げられるのは、真鍋博(イラストレーター)、古山高麗雄(作家)、田中小実昌(作家)、中原淳一(イラストレーター)、伊丹十三(映画監督)の五人。時代をともに走った者だから書ける傑作人物伝であり、サブ・カルチャーの世界に巨大な足跡を遺した鬼才草森伸一の自在な文章世界に酔いしれます。
定価2940円(税込)
2011年6月22日発売
巨人と才人たち