連載第43回
9/19(金)双葉社より『うんちくブック』発売。トリビアもいいけど、やっぱこれ。深夜番組・虎の門でやってるうんちく王の本が出ましたよ。うっかり見逃すことも多いけど、見れるとスゲーー幸せな気持ちになる番組。私のアイドル集合番組でもあります。もちろん映像で見た方がおもしろいのですけど、行間から、うんちくを語る際のあわてっぷりや余裕ぶりを想像するのもなかなか。
講談社からは安西水丸&和田誠のしりとりリレーエッセイ集『青豆とうふ』。タイトルは春樹氏がつけたそうですよ。あけたらP17のベストショットだったので笑った。
それと‘ここから和田誠’の表記がチャーミング。
『猫殺しマギー』千木良悠子、産業編集センター刊。出だしがかっこいい。(出だし→俺の名前は猫殺しマギー。でも猫は殺さない。)セリフ文章。
9/某日朝の通勤電車内にて、斜め前方の席で非常に熱心に本を読んでいる人を発見。何を読んでるのか書店員アイで確認したところ、3Dで目がよくなる本でした。そりゃ、一生懸命見てるよね。
ブロス9/27~号ダウンタウンごっつええの特集(DVDを買うお金が捻出できないので、ビデオを借りて気を済ませてます)、及川光博の新ドラマ(主演・・なのか?)、キリンジ武道館記念特集と盛りだくさんの今号。
中でも、キリンジ特集の「高樹がメガネをきがえたら」のコーナーが素敵でした。
メガネと言えば、ちょっと前の川上弘美ラッシュの中の一冊、ユリイカ増刊号のカラーグラビア(とあえて言わせてもらいます)も素敵でございましたね。そのユリイカ川上号、穂村弘氏との対談中の「ハーブティー」「すてきなあなたに」発言部分には我が意を得たり!と思ったですよ。
『すてきなあなたに』と言えば、先日、“流行と本”というようなお題で本を紹介するという宿題を出された時に、トリビア→役立ち知識→パターンA:常識力検定(講談社)・パターンB:すてきなあなたに(暮らしの手帖社)という流れで紹介文を作ったのですが、あっけなく、パターンB:すてきなあなたに はカットされてしまいました。 いいアイデア(バイトHさんの入れ知恵だけど)だと思ったのにな~。
9/22(月)小学館より『スペインの宇宙食』発売。
雑誌掲載時の前後の記事のこととか、それを読んだ時の気分とか、本を読みながら思い出すってのはこういった雑文集ならでは、で、興奮いたしました。音楽や匂い、それに文章もですが、何かしら自分の記憶とか気分と結びつくと、それだけで特別なモノな気がします。って、自分のしたこと忘れてるのに急に気付くだけのことなんですけど。
9/24(水)今日発見した本いつも読み方がウロ覚えで難儀する内田樹氏の『子どもは判ってくれない』が洋泉社から。いい装丁です。さすが洋泉社。
9/某『うんちくブック』→『癒しのチャペル』辛酸なめ子・白夜→『笹塚日記 親子丼篇』が今月の昼飯・お風呂の友。読みではあるけど、どうなの私? 一向に「本屋大賞はこれで勝負だ」本にたどり着けない予感がします。アワワ。