三省堂書店神保町本店、15日からオンデマンドサービス開始
文・写真=新文化編集部
- スケルトンで、製本工程も見ることができる
オンデマンド機
300万点以上の海外学術書、約2000タイトルの和書を揃えて「三省堂書店オンデマンド」サービスを開始する。国内の参加出版社は講談社とディスカヴァー・トゥエンティワンのみだが、現在も10社以上と話合いを進めているという。オンデマンド機「エスプレッソ・ブック・マシーン」は、これまでサービスカウンターがあった、同店の1階奥のスペースに設置し、接客担当とオペレーション担当の2人を配置するという。
児玉好史企画室長は「営業時間に対する稼働率50%以上を目標とし、2年度目からの黒字化を目指す」と話している。