都健全育成条例に、日本劇作家協会など6団体が抗議声明

文=新文化編集部

日本劇作家協会、日本劇団協議会、日本脚本家協連盟は、このほど都議会で成立した東京都青少年健全育成条例に対し抗議声明を発表した。20日には、国際演劇評論家協会(AICT)日本センター、日本シナリオ作家協会、日本児童・青少年演劇劇団協同組合も同声明への賛同を表明した。

声明では、東京都が表現者である当事者と話し合いをもたず改正案を成立させた点に言及したうえで「条文中には判断基準があいまいな文言が含まれている。また、慎重な運用を盛り込んだ付帯決議はかえって解釈の裁量を与え、恣意的な判断を許すことになる」としている。

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