【出版科研の書籍・雑誌販売額調査】10月期は前年同月比2.3%減、年間販売金額は1兆8050億円の見通し

文=新文化編集部

2011年10月期の書籍・雑誌推定販売金額(本体価格ベース)は、前年同月比2.3%減の1530億4400万円。「書籍」は同1.4%増の674億6700万円、「雑誌」は同5.0%減の855億7800万円となった。書籍は、『人生がときめく片づけの魔法』『謎解きはディナーのあとで』などのロングヒット作が貢献して、3カ月連続のプラスとなっている。
1~10月期までの書籍・雑誌の累計販売金額は同3.7%減となり、年間の販売金額の伸び率もこの水準で落ち着くとみられる。今年は昨年比約700億円減の1兆8050億円になる見通し。雑誌は9860億前後となる見込みで、1兆円割れは確実だ。

新文化オンラインへ

« 前の記事TOPバックナンバー次の記事 »