ゼクシィ×本屋大賞、「突然愛を伝えたくなる本大賞」を決定
文=新文化編集部
- 『ラブレス』
- 桜木 紫乃
- 新潮社
- 1,680円(税込)
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8月23日、桜木紫乃氏『ラブレス』(新潮社)を「突然愛を伝えたくなる本大賞」に決めた。
同賞は、結婚情報誌「ゼクシィ」と本屋大賞実行委員会がコラボレートし、「本屋大賞」のスピンアウト企画として初めて実施。選考は「本屋大賞」と同じで、全国の書店員による投票からノミネート作品を選定し、さらに現役書店員による選考会を開いて大賞を決めた。投票は5月21日から6月20日に行われ、101人が参加。その後、現役書店員による選考会を開き、大賞を選出した。
『ラブレス』以外のノミネート作品は次の通り。
『恋文の技術』(森見登美彦・ポプラ社)
『四十九日のレシピ』(伊吹有喜・ポプラ社)
『スコーレNo.4』(宮下奈都・光文社文庫)
『センセイの鞄』(川上弘美・新潮文庫)
『卵の緒』(瀬尾まい子・新潮文庫)
『翼』(白石一文・光文社)
『陽だまりの彼女』(越谷オサム・新潮文庫)
『100回泣くこと』(中村航・小学館文庫)
なお、選考会の模様は、8月23日発売の「ゼクシィ」(リクルート)と、同日付の本屋大賞のフリーペーパー「LOVE書店!」に掲載されている。