第11回「このミス大賞」に安生正氏「生存者ゼロ(仮)」
文=新文化編集部
宝島社が主催する第11回「このミステリーがすごい!」大賞がこのほど、応募総数474作品のなかから決まった。安生氏は京都出身の54歳で、建設会社に勤務している。受賞作は来年1月に同社から刊行される予定。選考委員の大森望氏は「ま、まさかそんなことが!?と腰が抜けそうになる大胆な発想は大いに評価したい」とコメント。
そのほか優秀賞に新藤卓広氏「秘密結社にご注意を」、深津十一氏「童石をめぐる奇妙な物語」(ともに仮題)が選ばれた。