新潮エンターテインメント大賞、第8回で幕下ろす

文=新文化編集部

1月23日、同大賞授賞式での取材でわかった。同賞は2005年、新潮社とフジテレビの共催で始まり、これまでに小島達矢、神田茜らがデビューした。審査を1人の作家が行うのが特徴で、これまでに石田衣良氏、宮部みゆき氏らが選考にあたった。

新潮社の中瀬ゆかり出版部長は「映像と活字のミックスを目標としてきたが出来なかった。新人賞への応募は増え続けておりクオリティもあがっている。今後、新潮社から新人を発掘する姿勢は変えていかない」とし「後続の新人賞も形態をかえて行う予定」という。

なお、第8回の受賞作は、光本正記氏『紅葉街駅前自殺センター』が選ばれた。

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