オーストリア発ミステリー(東京創元社)の作者が来日
文・写真=新文化編集部
- トークショーで訳者の酒寄進一氏(右)と対談するグルーバー氏
東京創元社が2月に刊行した、オーストリア・ミステリー『夏を殺す少女』の作者、アンドレアス・グルーバー氏が来日。
3月26日~29日に都内の書店や大使館などでトークショー、サイン会を行い、プロモーションに努めた。
国内ではすでに知られた作家だが、ミステリーは本作が初めて。日本でオーストリアのミステリーが出版されるのも初である。同国はドイツ語圏だが、カフェ文化の影響でノンビリ、ゆったりした国民性。一方で風刺やユーモアを大事にすると話した。また日本滞在中にも新作のヒントがひらめいたという。