「野間3賞」決まる
文・写真=新文化編集部
11月5日、東京・日比谷の帝国ホテルで選考会が行われ、第66回「野間文芸賞」、第51回「野間児童文芸賞」、第35回「野間文芸新人賞」が決まった。
野間文芸賞は保坂和志氏の『未明の闘争』(講談社)。同新人賞はいとうせいこう氏の『想像ラジオ』(河出書房新社)。児童文芸賞は斉藤洋氏の『ルドルフとスノーホワイト』(講談社)だった。
同新人賞最年長での受賞となったいとう氏は、会見で「キャリアのある芸人が雛段に座っている感じだが、仲間に入れてやってほしい」と自身が大切にしているというユーモアを交えて挨拶した。
贈賞式は12月17日、午後6時から帝国ホテルで行う。