「2014大学読書人大賞」の候補作20点決まる
文=新文化編集部
12月17日、同賞実行委員会が発表した。全国22大学・25の文芸サークルから56作品の投票があり、得票上位20点を候補作に選んだ。最終候補作を5点に絞り、4月下旬に行う公開討論会で大賞1点を決定する。候補作は次の通り。
『アニバーサリー』(窪美澄/新潮社)
『動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(千葉雅也/河出書房新社)
『折れた竜骨』(米澤穂信/東京創元社)
『華竜の宮』(上田早夕里/早川書房)
『昨日まで不思議の校舎』(似鳥鶏/東京創元社)
『クォンタム・ファミリーズ』(東浩紀/河出書房新社)
『言語都市』(チャイナ・ミエヴィル/早川書房)
『こうしてお前は彼女にフラれる』(ジュノ・ディアス/新潮社)
『金平糖の降るところ』(江國香織/小学館)
『小説乃湯 お風呂小説アンソロジー』(有栖川有栖編/KADOKAWA)
『絶望』(ウラジミール・ナボコフ/光文社)
『鳥葬 まだ人間じゃない』(江波光則/小学館)
『遠野物語remix』(京極夏彦、柳田國男/KADOKAWA)
『何者』(朝井リョウ/新潮社)
『know』(野﨑まど/早川書房)
『丕緒の鳥 十二国記』(小野不由美/新潮社)
『富士学校まめたん研究分室』(芝村裕吏/早川書房)
『ペンギン・ハイウェイ』(森見登美彦/KADOKAWA)
『マリアビートル』(伊坂幸太郎/KADOKAWA)
『ヨハネスブルグの天使たち』(宮内悠介/早川書房)