出版物貸与権管理センター、「児童書レンタル実験」の結果を公表

文=新文化編集部

このほど、昨年4月から9月までTSUTAYAの19店舗で行った「児童書レンタル実験」の結果を公表。出版社11社の計128タイトルで行った。

期間中のレンタル導入店における児童書「販売」売上げは、実験前の同期間比で4.9%減。ただし、非導入店は同8.4%減。レンタルの導入で売上げの減少を抑えられた。実験対象タイトルの「販売」売上げに限ると、導入店は同27.1%増、非導入店は同17.6%減。1店舗の1タイトルあたりのレンタル回数は1.4回、月平均売上げは4732円。レンタル利用者の総数は2171人だった。

参加出版社は偕成社、金の星社、講談社、小峰書店、集英社、小学館、童心社、白泉社、ひかりのくに、ひさかたチャイルド、ほるぷ出版。

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