「2014大学読書人大賞」、最終候補作5点決まる
文=新文化編集部
大学の文芸サークルが大学生に最も読んでほしい本を選ぶ「2014大学読書人大賞」の最終候補作5作と、公開討論会に参加するサークルが決まった。「大学読書人大賞」実行委員会と出版文化産業振興財団の主催。
昨年12月の投票で選ばれた候補20作品について、大学の文芸サークルから推薦文を募集。さらに、その推薦文への投票で、最終候補5点を選んだ。
5月11日に、東京・神楽坂の日本出版クラブ会館で行われる公開討論会で大賞を決定する。最終候補作品と推薦サークルは以下の通り。
▽法政大学文学研究会推薦=似鳥鶏「昨日まで不思議の校舎」(東京創元社)
▽立教大学文藝思想研究会推薦=ジュノ・ディアス「こうしてお前は彼女にフラれる」(新潮社)
▽関西大学現代文学研究部推薦=江波光則「鳥葬 まだ人間じゃない」(小学館)
▽大阪大学SF研究会推薦=芝村裕吏「富士学校まめたん研究分室」(早川書房)
▽法政大学もの書き同盟推薦=伊坂幸太郎「マリアビートル」(KADOKAWA)