第1回「月に吠える文学賞」、大賞に塚本オルガ氏
文=新文化編集部
新宿ゴールデン街にある〝プチ〟文壇バー「月に吠える」が主催する同賞の大賞、優秀賞がこのほど決定した。
大賞は塚本オルガ氏の「幸せストーカー日記」。優秀賞は曽我部敦史氏「両親は湯治に行った」、針粉法一郎氏「ひらたい」、網中真志氏「悲しみのない世界」の3点。
同賞は、次世代を担う作家を発掘し、世に送り出すことを目的に創設。
ジャンル不問で、日本語で書かれた未発表のオリジナル小説が対象。第1回の応募総数は118作品だった。
「月に吠える」は、現役ジャーナリストの肥沼和之氏がマスターを務める、自称「日本一敷居の低い」文壇バー。