「料理レシピ本大賞in Japan」、エントリー受付け開始
文=新文化編集部
書店と取次会社の有志で実行委員会を組織して運営する「料理レシピ本大賞」。広い読者層をもつこの分野でも「賞を創設しよう」という業界3者の声から、拡売を目的に始めた。公式ホームページを立ち上げてエントリー作品と協賛企業などの募集を始めた。
「料理」「お菓子」の2部門から大賞1点、準大賞2点を選考し、上位10位までを表彰。実行委員会の委員長には今野英治氏(今野書店)が就き、副委員長には加藤勤(ブックスタマ)、松信健太郎(有隣堂)、萬羽励一(日販)、岩田信治(トーハン)の4人が名を連ねている。このほか、委員には全国の主要書店代表が参加。日販、トーハン、大阪屋、栗田、太洋社も協力体制を整えた。さらに日書連の舩坂良雄会長(大盛堂書店)も実行委員会顧問に就き、各県組合との連携から増売に繋げる。
出版社がエントリーする条件は、ISBNを有し、レシピを主体にしている書籍またはムック。エントリーフィーは1万円(税別)で、1社につき料理本3点、お菓子本1点まで申し込める。
ホームページのアドレスはhttp://www.recipe-bon.jp。問合せはinfo@recipe-bon.jpまで。