スノーデン氏の機密暴露本(新潮社)、発売前に2万部重版
文=新文化編集部
米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン氏から、膨大な機密文書を託されたジャーナリストのグレン・グリーンウォルド氏。同氏が記した『暴露ーースノーデンが私に託したファイル』が5月14日、世界24カ国で同時発売される。
その日本版(12日配本、本体1700円)を刊行する新潮社は、初版2万部を用意したが、NHKや新聞各紙で取りあげられたことから大きな反響を呼び、発売前に2万部(累計4万部)の重版を決めた。アマゾンでは5月13日に1060部を売り上げたという。
スノーデン氏は、アメリカ政府が国家安全保障局(NSA)を使って、秘密裏に個人情報をネット上で監視・収集していたことを告発。同書は、グリーンウォルド氏がスノーデン氏から託された未公開の機密文書などを多数掲載している。