角川春樹事務所、「ハルキ文庫 感謝会」を開催
文・写真=新文化編集部
- 挨拶する角川春樹社長
5月20日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで「ハルキ文庫 増売キャンペーン感謝会」を開催。岡本さとる氏「剣客太平記」シリーズ、小杉健治氏「独り身同心」シリーズ、中島要氏「着物始末暦」シリーズなどの販売に協力した書店、取次会社を表彰した。会場には3氏も駆けつけた。
挨拶に立った角川春樹社長は、17年を迎えるハルキ文庫創刊のきっかけを紹介。当時、北方謙三氏が「三国志」シリーズを同社で書き下ろし刊行していたが、同氏が「文庫を春樹事務所で出せないなら他社へ持っていく」と宣言したことを受け、創刊に至ったという。その後、時代小説文庫を創刊し、それが現在にまで繋がっていると振り返り、感謝の意を表した。