読売新聞、小学館の協力で「読売中高生新聞」創刊へ
文・写真=新文化編集部
- 「読売中高生新聞」の第1面見本
読売新聞東京本社は11月7日、中学から高校にかけての10代向け「読売中高生新聞」を創刊する。紙面制作において小学館の協力も得る。毎週金曜日発行。
全24ページのうち、6ページで国内外のニュースを解説するほか、スポーツ、ファッション、英語学習、就職活動情報などを掲載。小学館は2ページを使ってマンガ、小説の連載を担当する。執筆する作家、タイトルなどは未確定。また、スマートフォン用アプリを活用した「読者参加型」サービスも実施する。
タブロイド版、オールカラー。価格は月額780円(税込み)。部数については、朝日新聞社が発行する同様の新聞が約5万部を発行することから「それに負けないくらい頑張りたい」(読売新聞グループ本社・永原伸執行役員)。また、小学館の黒川和彦常務は「我われにとっても新たなチャンネルの創設に繋がる。出版業界にも読者が帰ってくると思っている」と述べた。