2014年上半期書籍・雑誌推定販売金額は、前年同期比5.9%減の8267億円
文=新文化編集部
7月25日、出版科学研究所が発表した。書籍が前年同期比5.5%減の4094億円、雑誌が同6.2%減の4173億円。上半期合計の実績としては、1950年の調査開始以来、過去最大の落込みとなった。
書籍は98年の同6.0%減に次ぐ過去2番目の落込み。雑誌も2011年の同6.7%減に次いで大幅に減少した。雑誌の内訳は月刊誌が同5.2%減の3319億円、週刊誌は同9.8%減の854億円。出版科研では「4月からの消費増税によって、読者の購入マインドが冷え込んだことが最大の要因」としている。