アマゾンジャパン、電子コミックスの販売数が紙版を上回る

文=新文化編集部

7月30日、アマゾンジャパンKindle事業本部の玉木一郎事業本部長が、記者向け懇親会で明らかにした。同氏によると、電子書籍販売の伸び率は高く、今年6月の電子コミックスの販売数が紙版を超えたという。

Kindleストアは2012年10月に開設。取扱い点数は、当初の5万点から現在は4.4倍の22万点に増えた。そのうちコミックスは7万7000点。玉木本部長は、現在の出版社は「大手ほど力を入れている。課題はどのように中小出版社を支援、サポートができるか」と述べた。

また、Kindleストア売上げ上位100位のなかで、出版社を通さずに著者が直接電子書籍を販売できるサービス「ADP」(アマゾン・ダイレクト・パブリッシング)を利用した作家が10人いることも報告した。

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