KADOKAWA、所沢市に製作・物流拠点構想
文=新文化編集部
KADOKAWAは埼玉・所沢市が公募していた旧所沢浄化センター(同市。東所沢)の跡地の売却案件に対して、印刷・製本から出荷までを行う製作・物流拠点計画を提示している。9月上旬に行われる市議会の承認後に契約を締結する予定だ。
浄化センターの跡地は約1万2000坪。市議会で承認されれば、KADOKAWAグループ9社の文庫、新書、コミックを製本して出荷する総合物流拠点を建設する考えだ。埼玉・三芳町や瑞穂台などに分散している倉庫などを集約し、2017年8月に稼動させ、370人の雇用を創出する。さらに地域の住民が利用できる図書館や美術館も併設する。