丸善丸の内店、洋書売場をリニューアル オンデマンド本の販売も開始
文・写真=新文化編集部
- 国内最大規模の12万冊を扱う洋書売場
9月1日、4階の洋書売場を増床してリニューアルオープンした。これまでHMVが入居していた約60坪のスペースを売場に変え、200坪となった。取扱い点数も約30%増えて国内最大級の規模の12万冊に。洋書はビジネス、経済、社会学など専門書が中心。同店の壹岐直也店長は、利用者の3~4割が外国人であることや、小学校の英語教育必修化が始まったことを踏まえ、「『洋書の丸善』として、その需要に応えたい」と話す。洋書部門の年商目標は4億円。
また、同日から1階デジタルサイネージコーナーでは、絶版や品切重版未定の書籍を復刊したオンデマンド本の販売も始めた。約2000点のオンデマンド本を収録したカタログも製作して売場に置いた。販売期間は9月30日まで。
大日本印刷が運営するオンデマンド本の専門書店「ウェブの書斎」では、30日まで送料無料キャンペーンも行っている。
約20タイトルが並んだオンデマンド本売場