第49回「新風賞」に「ビリギャル」
文=新文化編集部
12月9日、書店新風会は役員会で、本賞に坪田信貴『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA アスキー・メディアワークス、2013年12月刊)を選出した。KADOKAWAが受賞したのは第11回の『犬神家の一族』(当時、角川書店)以来38年ぶり、3回目。通称「ビリギャル」と呼ばれる同書は現在60万部を発行。2015年5月に東宝系で映画公開される予定もある。KADOKAWAアスキー・メディアワークスでは「今後、100万部を目指したい」と本紙に話している。
なお、特別賞は、佐々涼子『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』(早川書房、2014年6月刊)。
授賞式は来年1月7日開催の新年総会で行われる。