文=新文化編集部
5月5日、文藝春秋の本社で高校12校が参加した「高校生直木賞」全国大会が行われ、3時間以上にわたる議論の末、西加奈子『サラバ!』との決選投票となり、『宇喜多の捨て嫁』(文藝春秋)に決まった。同賞は高校生により直近の直木賞候補作から「今年の1作」を決めるもの。文藝春秋が後援している。第1回は伊東潤『巨鯨の海』(光文社)が選ばれた。
今回参加した女子高生は受賞作について、「歴史ものの苦手意識がなくなり、世界が開けた」と語っていた。
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