第153回「芥川・直木賞」の候補作が決定
文=新文化編集部
日本文学振興会は6月19日、第153回芥川賞・直木賞の候補作を発表した。選考会は7月16日、東京・築地の新喜楽で行い、同日記者会見を行う。候補作は次の通り。
【芥川賞】
内村薫風「MとΣ」(「新潮」3月号)
島本理生「夏の裁断」(「文學界」6月号)
高橋弘希「朝顔の日」(「新潮」6月号)
滝口悠生「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」(「新潮」5月号)
羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」(「文學界」3月号)
又吉直樹『火花』(文藝春秋)
【直木賞】
門井慶喜『東京帝大叡古教授』(小学館)
澤田瞳子『若冲』(文藝春秋)
西川美和『永い言い訳』(同)
馳星周『アンタッチャブル』(毎日新聞出版)
東山彰良『流』(講談社)
柚木麻子『ナイルパーチの女子会』(文藝春秋)