リブロ池袋本店閉店、三浦正一社長「いつの日か再び、池袋で」
文・写真=新文化編集部
- 三浦社長の挨拶時には、来店者が通路を埋め尽くすほどに
リブロ池袋本店の最終営業日となった7月20日は、午前中から多くの来店者が訪れた。1階の看板企画「カルトグラフィア」コーナーや、作家・漫画家のメッセージが書かれた地下1階の柱の前に、記念写真を撮る人であふれた。案内係のスタッフに「また、復活してください」と花束を手渡す女性の姿も見受けられた。
閉店時間の午後9時が迫ると、地下1階Aゾーンのレジ前に10メートル以上の長い列ができ、通路にはみ出すほどに。最後の購入者が会計を終えると、リブロの役員、同店スタッフがAゾーン前に整列。三浦正一社長は「本日をもちまして、リブロ池袋本店は最後の営業となります。大変残念ではありますが、いつの日か再び、この創業の地、池袋で再度出店したいと決意しています」と再スタートを宣言。そして、スタッフ全員が100人を超える来店者に「皆様ありがとうございました」と深々と一礼。大きな拍手とともに「お疲れ様」「ありがとう」とスタッフをねぎらう声が上がった。