第3回「大阪の本屋と問屋が選んだほんまに読んでほしい本」、朝井まかて氏『すかたん』に
文=新文化編集部
Osaka Book One Project実行委員会はこのほど、第3回「大阪の本屋と問屋が選んだほんまに読んでほしい本」を朝井まかて『すかたん』(講談社)に決めた。来年1月末日までに、大阪府下の全書店と近畿エリアの参加書店で10万部の販売を目指す。
同実行委員会は、在阪の書店・取次会社関係者有志で組織して2013年に発足。第1回は髙田郁『銀二貫』(幻冬舎)、第2回は三浦しをん『仏果を得ず』(双葉社)を選考して、これまでに計約7万5000部を販売。大阪府社会福祉協議会を通じて児童養護施設へ計225万円分の本を寄贈している。