「東京国際文芸フェス」来年3月に開催、イベント企画も募集
文・写真=新文化編集部
- 文芸フェスの楽しみ方を語った西氏(右)と小野氏
「東京国際文芸フェスティバル2016」は来年3月2日から6日まで都内各所で開催されることに決まった。主催は日本財団。作家が自作の朗読や、海外の著名作家とテーマを設け日本人作家、詩人らと対談する。来日する作家は、トルコのノーベル賞作家・オルハン・パムク、ロシア・ブッカー賞を受賞したリュドミラ・ウリツカヤら。
フェスの会期前後には、書店の自主企画イベントも行われ、2014年の開催時には紀伊國屋書店が「世界に届けたい日本文学 日本に届けたい世界文学」をキャッチコピーにブックフェアやトークイベントが催された。
9月1日より、「文芸フェス2016」を盛り上げるイベントの募集を開始した。文芸フェスのウェブサイトから企画書をダウンロードし応募。結果は10月下旬に通知する。
8月31日、都内でキックオフイベントが開催され、企画委員のブックディレクター・幅允孝氏、作家の平野啓一郎氏らが出席。前回参加した芥川賞作家、小野正嗣氏と直木賞作家、西加奈子氏の対談も行われた。