紀伊國屋書店、村上氏の新刊が好スタート
文=新文化編集部
村上春樹『職業としての小説家』(スイッチ・パブリッシング)が9月10日に発売され、新宿本店では当日昼ごろまでに103冊を販売。通常の村上氏の新刊よりも初速は早いという。事前予約は101件だった。同店の販売目標は4万部。
紀伊國屋書店は、同書の初版10万部のうち9万部を買い切り、取次会社や書店に流通。そのうち取次会社へは6万部弱を卸しているという。
当日は、同書の発売にあたってマスコミ向け説明会も実施。新聞社・通信社・テレビなど19社が訪れ、買切り施策への関心の高さをうかがわせた。