文=新文化編集部
作家の新庄耕氏が来年1月5日、デビュー作以来2年ぶりとなる新作『ニューカルマ』を集英社から上梓する。
大企業の関連会社に勤める主人公が、あるきっかけからマルチ商法的なネットワークビジネスに足を踏み入れていく。夢や自己実現や達成感と、借金、破綻する友情、ノルマなどとの間でゆれる若者を通じて、現代における「働く」ことへの覚悟を描く。
新庄氏は2012年、第36回すばる文学賞を受賞。受賞作『狭小邸宅』で作家デビューしている。
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