「本屋大賞」に宮下奈都『羊と鋼の森』、累計33万部超に
文・写真=新文化編集部
- 力作POPを持った書店員に囲まれる宮下奈都氏(中央)
4月12日、東京・信濃町の明治記念館で発表会を行い、2016年「本屋大賞」に『羊と鋼の森』(文藝春秋)が選ばれた。文藝春秋が刊行した作品が選ばれたのは初めて。同社では、受賞を受けて同書を22万部(10刷)増刷することに決めた。累計発行部数は33万2500部となる。
翻訳小説部門は、ガブリエル・ゼヴィン著/小尾芙佐訳『書店主フィクリーのものがたり』(早川書房)に決まった。