日本図書普及、新図書カードの準備ほぼ整う

文=新文化編集部

6月から発行する新カード「図書カードNEXT」について、全国にある9600店の読取り機設置店のうち、約9割の書店で新型機が導入され、準備がほぼ整った。これまでの磁気式、旧図書カードは5月末をもって発行・出荷を終了するが、新旧のカードを併用できる新型読取り機により、書店、読者は今後も、市中にある旧カードを継続して販売・使用できる。
新カード自体には残高表示はなく、読者は裏面に記されるIDとPIN番号を入力することでスマホやパソコンから利用履歴、残高を確認できるようになる。また、新カードには10年の有効期限が設けられ、裏面に明記される。
書店の在庫期間を考慮して、3年間程度の販売期間あるカードを取次会社に出荷する。仕入れ条件はこれまでと同じ「買切り」。

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