「文庫X」、1カ月で実売600冊超え

文・写真=新文化編集部

「文庫X」、1カ月で実売600冊超え
文庫担当・長江貴士氏が企画した「文庫X」

7月21日からさわや書店フェザン店で始まった覆面文庫企画「文庫X」の実売が600冊を超えた。8月24日午前時点で累計販売部数は607冊。フェザン店に行けない人のために通販でも購入を受けつけているが、田口幹人店長によると、実売の9割近くがフェザン店で購入されているという。同店長の声掛けや報道で「文庫X」企画を知り、取組む書店も増加。展開書店は、静岡の戸田書店、谷島屋の各店ほか、サクラ書店ラスカ平塚店(神奈川)、文教堂北野店(北海道)、紀伊國屋書店グランフロント大阪店(大阪)、TSUTAYA寝屋川駅前店(同)など。ある書店チェーンでは全店で拡売書目にしようと検討している。

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