音楽専科社、自己破産申請へ
文=新文化編集部
音楽専科社(資本金1000万円、東京・新宿区、鈴木佳男代表)は9月20日、事業を停止し、事後処理を大宮立弁護士(東京・港区虎ノ門1-1-28、シティ法律事務所、TEL03-3580-0123)などに一任。自己破産申請の準備に入った。同社は1966年11月に設立。洋楽専門誌「音楽専科」を出版。近年はロックバンド専門の音楽誌「SHOXX」、アニメ声優専門の情報誌「Pick-up Voice」の月刊誌2誌を主力にしていた。帝国データバンクによると、98年9月期には年商約21億円を計上していたが、業容は大幅に縮小していた模様。負債は4億円の見込み。今後の見通しが立たないため、今回の措置となった。