東京国際ブックフェア(TIBF)、「読者のためのイベント」に変えて大盛況

文=新文化編集部

9月23日から同25日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催され、会期中、多くの「本好き」で賑わった。昨年は「コンテンツ東京」「国際電子出版EXPO」「制作・配信ソリューション」など7つの展示会と併催していたが、今年はTIBF単独で開催。コンセプトを「読者のためのBtoC型イベント」に変更し、会期を7月から9月に、また土日を含めた3日間にしたうえ、「割引販売」や「各種イベント」に力を入れて大盛況となった。
国内から390社、海外から80社が出展。書店新風会などが初参加、ダイヤモンド社、JTBパブリッシング、光文社、トーハンなど復活組も多数あった。自然科学書協会や出版梓会ほか、専門書出版社のブースでは高価本が売れ、児童書共同ブースでは120冊を一括購入する来場者もいた。
リード エグジビション ジャパンは100万人以上の一般客にメールで告知するほか、15年ぶりにJR中吊り広告を展開、送客に尽力していた。

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著者によるトークショーも好評だったブース=出版梓会


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会員書店24社が参加した「郷土出版パビリオン」=書店新風会


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アニメ放送が始まる「こねこのチー」の
キャラクター、チーと記念撮影=講談社


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今人舎から10月に『なわとび学』を上梓する
生山ヒジキ氏によるワークショップ=こどもひろば


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「LEDマッピング」を用いた映像で「おとな旅PREMIUM」
をPR=TAC出版


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MVP商品「シン・ゴジラ公式記録集」発売に合わせて、
「ゴジラ雛形レプリカ特別版」を展示=トーハン

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