第2回「神奈川本大賞」、佐藤青南『白バイガール』(実業之日本社)に
文=新文化編集部
神奈川県の書店員や学校司書らでつくる同賞実行委員会がこのほど発表した。第2回の候補対象となった書籍は、2015年5月1日から16年4月30日までに刊行され、同県出身または在住など県に縁のある著者の本か、内容が神奈川県に関係しているもの。実行委員の一次投票で候補作品を選出し、県内在住もしくは在勤・在学している読者がウェブ投票を行った。大賞の『白バイ~』は神奈川県を舞台に、同県警白バイ隊員、本田木乃美がキャラクターとして登場する「青春お仕事小説」。
他の最終候補作は、小川糸『ツバキ文具店』(幻冬舎)、ヨシタケシンスケ『このあとどうしちゃおう』(ブロンズ新社)、村瀬秀信『4522敗の記憶』(双葉社)だった。
授賞式は10月24日午後5時、東京・港区のコスチュームナショナル青山で。