双葉社、書店大賞の3点で増売に本腰

文・写真=新文化編集部

双葉社、書店大賞の3点で増売に本腰
オリジナルの大型パネルで演出するフタバ図書GIGA上安店

広島、北海道、京都で「書店大賞」を受賞した双葉社が、受賞作3点をさらに売り伸ばそうと本腰を入れ始めた。今年、広島では5月に飛騨俊吾『エンジェルボール』(全4巻)が、北海道では9月に桜木紫乃『蛇行する月』が、京都では10月に望月麻衣『京都寺町三条のホームズ』(現在、5巻まで発売)が大賞を受賞した。

神奈川、静岡、大阪など全国6カ所で行われている書店大賞のうち、3地区で双葉社の作品が大賞となり、拡材を用意して全国展開していく。

『エンジェルボール』は4巻で累計11万部2000部、20万部を目指す。『蛇行する月』は5万3000部、10万部を売り伸ばす考えだ。『京都寺町三条~』は5巻で累計30万部。12月には6巻が発売される。

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「京都寺町三条のホームズ」の〝聖地〟といわれる大垣書店烏丸三条店

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