「日販実用書ブックフェスタサミット2017」、開催
文=新文化編集部
日販は3月2日、横浜・港北区の新横浜プリンスホテルで同サミットを開催。29出版社が提案する商品から書店が注文する「シーズン・ブック・チョイス」においては130書店が参加し、注文実績は昨年4月から年間を通じて前年比11.0%増の2億3000万円と伸長。好調に推移した。ナツメ社の『「朝つめるだけ」で簡単!作りおきのラクうま弁当350』(21刷・37万部)が注文金額で2年連続1位。16年度実用書ブックフェアスタ大賞の販売コンクールでは、紀伊國屋書店新宿本店が1位。有隣堂西口ジョイナス店、紀伊國屋書店流山おおたかの森店が2、3位となった。
今年の第4回「ブックフェスタ大賞」は「牧野直子『世界一やさしい!栄養素図鑑』(新星出版社)。「準大賞」は白崎裕子『白崎茶会のあたらしいおやつ』(マガジンハウス)、藤井恵『藤井恵さんの体にいいごはん献立』(学研プラス)。今後、29出版社の実用書と合わせて拡売していく。