内田康夫氏が「休筆宣言」、未完小説完結プロジェクトも
文=新文化編集部
2015年7月に脳梗塞で倒れた作家・内田康夫氏がこのほど、「休筆宣言」。同時に、内田康夫財団、講談社、毎日新聞社、毎日新聞出版により、中断していた毎日新聞の連載小説「孤道」の完結編を公募するプロジェクトが立ち上げられた。
「孤道」は15年8月12日(204回)で中断しているが、毎日新聞出版は未完のまま単行本として刊行することを決めた。発売日は5月12日。
さらに、同小説の「完結編」を一般から募る。書籍『孤道』の続きを、400字詰め原稿用紙350~500枚で書き上げる。選考は推理小説研究家の山前譲氏ほか主催4者の編集部などで行う。募集期間は5月12日から18年4月30日まで。