「大宅壮一ノンフィクション賞」名称変更、ネット投票も導入
文=新文化編集部
第48回から「大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション賞」に改め、一般読者からのネット投票を取り入れて大賞を決定する。過去に大宅賞を受賞した作家の作品も選考対象にする。3月29日、主催する日本文学振興会が発表した。
ネット投票期間は4月4日午後3時~5月8日午前0時。5月17日に受賞作を決定する。
なお、第45回~第47回までに実施した雑誌部門は終了する。
候補作は次の通り。
出井康博『ルポ ニッポン絶望工場』(講談社)
大崎善生『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』(KADOKAWA)
梯久美子『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』(新潮社)
菅野完『日本会議の研究』(扶桑社)
森健『小倉昌男 祈りと経営 ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの』(小学館)