大手取次2社の上半期ベストセラー、1位は『九十歳。何がめでたい』
文=新文化編集部
日販とトーハンは6月1日、2017年上半期ベストセラーを発表。総合1位はともに佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』(小学館)となった。2位は日販が村上春樹「騎士団長殺し」(新潮社)、トーハンが大川隆法『伝道の法』(幸福の科学出版)、3位は日販が恩田陸『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)、トーハンが「騎士団長殺し」だった。
『九十歳。何がめでたい』の発行部数は90万部。主な購買層は50~70代女性(日販調べ)。集計期間は16年11月26日~17年5月25日。